AMDA-2

東北地方太平洋沖地震が発生した3月11日、娘はまず、

災害時に緊急援助を行う

特定非営利活動法人AMDA(アジア医師連絡協議会)に連絡をしたそうです。

医学部を卒業したばかりの自分にも、何かできることがあるのではないか・・

そう思って申し出たと言います。

しかし、災害医療の現場で実際に活動経験もなく、

余震が続き、現地の状況がはっきりとわからない中で、

本当に現地へ行くべきなのだろうか、と考えたそうです。

そこで娘は、医学部の友人や、学生時代に知り合った海外の医師に

メールを送り、自分はどうするべきかと相談したそうです。

様々な意見を聞いて、娘が出した答えは、今は大阪に留まり、

ここでもできる活動をしようと決めたそうです。

翌朝、12日からは近所の方々の家を回り、毛布の収集を始めております。

AMDAの方々に、一番必要となってくる物資は何かと尋ねたところ、

遅かれ早かれ、毛布は必ず必要になる、と伺っていたようです。

現在、30枚程の毛布が集まりました。

早く被災地へ送りたいのですが、府や市からはまだ支援物資の収集が始まっておらず、AMDAの方々と連絡を取り合って、輸送方法を模索しております。

また、日本に住む、日本語の分からない外国人のことも気にかけているようで、

自身のfacebookで、計画停電の時間を記したり、

"連絡を貰えれば日本語表記しかない計画停電のグループ表から、

その人の住む地域はどのグループに属し、

停電の時間をお知らせする"との書き込みも行っているようです。

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