モネとドヴュッシー
連休を利用して京都の「モネ展」へ行ってきました。今回は私一人。
たまには妻を自由にしなければ(言い訳ですが)と言う愛情表現です。
私にとっては何年かぶりの「プチ家出」です。
お目当ては「睡蓮」ではなく「日の出、印象」であります。
さて、この絵、初めて見たのは、中学生の時の美術の教科書ではなく、音楽の教科書です。
ドヴュッシーの「子供の領分」だったか、ん~良く覚えていません。
ドヴュッシーの写真とこの「日の出、印象」という絵が並んでいて、
「印象派」の絵画と音楽といった具合で解説があったように思います。
何せ45年ほど前の事なのですみません。
で、何らや気になっておりまして、京都まで行ったという次第。
JR京都駅からは路線バスを利用。確かめたはずなんですが、この路線のバスでいいのか、
ちょっとドキドキしながら京都市美術館へ。
さてこの「日の出、印象」ですが 、言うまでもなく写実的な絵ではないし、一瞬の、
一場面を感動的に描いていることもないようです。
朝の港を見て、風景画というより、その日、その時、その場所の感じた光を
写し取ったというか、船は船でなく船の様な色のような光のような、
桟橋は桟橋でなくそのものがもつ光というか、ん~やっぱり「印象」か。
何も考えなくても、ボ~ッと見ていられる絵です。
そこで、ドヴュッシーのCDを買って聞いていたんですが、
やっぱり何も考えることなく、音楽に没頭することなく、
BGM には持ってこいではと思う次第であります。ま~「癒し」ですね。
0コメント