ほつれ髪の女
「BUNKAMURA]で開催されている
レオナルド・ダ・ヴィンチ展が家出の目的でした。
そう、妻を裏切り「ほつれ髪の女」に会いに来たのです。
さて「ほつれ髪の女」ですが、真正面ではなく、やや斜め(スリークォーター)で、
半下方(40°~45°)を向き、目は閉じているか臥せ目がち。
ほつれ髪は手入れをされていないという訳ではなく、
緩やかな風にさらされ後の心地よさが、女の表情に現れているようです。
内気な性格、派手でない、淑やかさ、我妻を見るようです。
ほつれ髪の女
この絵のように、正面4分の3、半下方、臥せ目という女性のポーズを、
レオナルド・ダ・ヴィンチは好んでいたようです。
「少女の頭部」や、
福岡の展覧会に出展されていたようですが「睡蓮の聖母」も、同じポーズです。
穏やかな女性の美しさを表すポーズだと思います。
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