靖国神社2
靖国神社で特筆すべき事はパール判事です。
ラダ・ビノード・パール博士は「極東軍事裁判」でのインド代表判事でした。
博士はこの通称「東京裁判」が、連合国の日本に対する復讐の儀式にすぎないとし、
裁判官の中でただ一人、被告全員を無罪とした意見書を提出しました。(意見書の結語) 時が熱狂と偏見とを
やわらげた暁には
また理性が虚偽から
その仮面を剥ぎとった暁には
その時こそ正義の女神は
その秤を平衡に保ちながら
過去の賞罰の多くに
そのところを変えることを
要求するであろう
ラダ・ビノード・パール
「ニュールンベルグ裁判」と「東京裁判」は
連合国の敗戦国に対する腹いせ、復讐に他ならない。
と言ってしまえば言い過ぎでしょうか?
「勝てば官軍」「勝った方が正義」「勝者の理論がすべて」。
確かにそうかもしれない。
しかし、そんな中で冷静沈着に、法の正義を守ろうとした
パール博士の勇気と情熱は日本人としてわすれてはならないものと思います。
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